<最終取引日(さいしゅうとりひきび)>
先物取引における決済期限、またはオプションの対象となる商品の決済期限のこと。オプションを実行可能な最後の日である「満期日(まんきび)」はこれに当てはまらない。
<裁定取引(さいていとりひき)・アービトラージ>
異限月、異地域、現物と先物など異なる市場で生じた商品間の価格差を裁定し、利益を得る取引のこと。割高な方を売って、割安な方を買い、売り買いをほぼ同時に行い、利益を確定する取引。「サヤ取り」とは厳密には異なる。
<材料(ざいりょう)>
価格を変動させる要因。需要と供給の関係、自然や社会情勢、経済情勢、政治情勢などの外的なものから、出来高、取組高、チャートの形や指数などのテクニカル的な要因を含む内的なものまでの全般を言う。価格の上昇につながる材料は「好材料、硬材料、強材料、買い材料」などと言い、逆に価格の下落につながる材料を「悪材料、弱材料、下げ材料、悲観材料、売り材料」などと言う。
<材料出尽くし(ざいりょうでつくし)>
当面、価格を変動させる要因のない状態。価格の動きそうもない状態。同じ状態のことを「材料待ち(ざいりょうまち)」とも言う。
<材料はあとからでる(ざいりょうはあとからでる)>
価格変動の要因(材料)が注目されるのは、必ず価格が動き出した後からで、単なる後講釈にすぎない場合が多い。材料は自らの努力で先に見つけるものだが、あまり材料にこだわりすぎても、価格の流れに乗り損ねることもあるという意味の格言。
<逆らう(さからう)>
大半の人が予想している価格の方向に対し、逆の売買を行うこと。
<先高(さきだか)>
価格がその時点よりも高くなりそうな状態。または、決済期限の遠い限月の価格の方が近い限月の価格よりも高い状態のこと。
<先物(さきもの)>
決済期限が一番遠い限月のこと。または、先物取引そのもののことを言う。
<先安(さきやす)>
価格がその時点よりも安くなりそうな状態。または、決済期限の遠い限月の価格の方が近い限月の価格よりも安い状態のこと。
<差金(さきん)>
売買契約時と決済時の値段の差。売り契約後の価格の下落と買い契約後の価格の上昇は、決済時に利益となり、その逆は損失。これらの利益や損失の値段の幅のこと。
<差金決済(さきんけっさい)>
現物のやりとりを行うことなく、買いから始めた場合は「転売」、売りから始めた場合は「買い戻し」という反対売買をして、価格の変動から生じた差額分を決済する方法。
<下げ渋る(さげしぶる)>
下落傾向にある価格が、予想したほど下落しない状態。
<指値(さしね)>
売買契約や決済をするときに値段を指定して注文を出す方法。または、その注文の値段のこと。
<様変わり(さまがわり)>
突然の暴落や暴騰など、それまでの価格の流れが急に変わること。
<鞘(さや)・サヤ>
限月間、市場間、現物と先物、相関関係のある商品間などで生じる価格差のこと。期先になるほど価格が高い状態を「順ザヤ(じゅんざや)」、逆を「逆ザヤ(ぎゃくざや)」、限月の期中が一番高い状態を「天狗ザヤ(てんぐざや)」、期中が一番安い状態を「おかめザヤ」と呼び、ザヤの無い状態を「同ザヤ(どうざや)」、または「無ザヤ(むざや)」と呼ぶ。
<サヤすべり>
限月の決済期限(納会)が近づくにつれ、価格が下がってくること。
<サヤ取り(さやとり)>
限月間、市場間、現物と先物、相関関係のある商品間などで生じる価格差の拡大や縮小などを狙って利益を得ること。
<ザラバ>
取引所で行われる取引方式の一つ。一日の始めから終わりまで連続して取引が行われ、その間に複数の値段が決まっていく複数約定値段方式の価格決定手法。値段と数量の合致した売り方と買い方が個別に(相対で)売買を成立させていく。
<残玉(ざんぎょく)>
未決済の売買契約のこと。「のこりぎょく」とも言う。
<三尊型(さんぞんがた)>
チャート分析に用いる言葉で、チャートの形が「三尊仏」に似ていることからこう呼ばれている。価格がこれ以上は上がりそうもない天井圏(高値圏)にあるときに現れる典型的なパターン。欧米ではこの形を人の頭と肩にみたてて「ヘッド・アンド・ショルダーズ」とも言われている。
<三本抜新値足(さんぼんぬきしんねあし)>
チャート分析の際に時間の概念を含まない非時系列チャートの代表的なもの。直近の足型3本を抜いたときが初めて価格の方向の転換とみなすチャート。
<3割高下は一応向かえ(さんわりこうげはいちおうむかえ)>
値動きがどんなに激しくても元の値段からいきなり3割以上振れることは希で、そのようなときは必ず反動が出るので、上昇していれば売り、下降していれば買いというように価格の向きに対して逆の売買を行えば損をすることはないという意味の格言。
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